畳の張替えや新調の相場はどれくらい?お客様に合わせた業者選びのポイントは?

こんにちは、名古屋市南区で畳、ふすま、障子の張替え、新調を60年以上に渡って承っている伊藤畳商店です。

お客様が畳の張替えや新調を依頼するときに一番迷うのが、「価格」や「相場」ではないでしょうか?

  • 「見積書を出してもらったけど、価格はこんなものだろうか…?」
  • 「同じ商品名なのに、他とは値段が全然違う…」
  • 「相見積もりをとってみたいけれど、面倒くさい…」

実は、どこでも同じように見える畳屋さんでも、各業者の規模や対応エリアによってサービス内容や畳の価格は大きく変わります。

お客様からすれば、なるべく良いものを安く買うことに越したことはありませんが、お店によってはお客様にとって必ずしも満足行くケースにならないこともあります。

そこでこのページでは、畳の張替えや新調にかかるおおよその相場感と、業者の規模感によってどれくらいサービスが異なるのか、ご紹介したいと思います。

お客様にとって良い業者を選ぶときの、ご参考にしていただければ幸いです。

畳の張替え費用の全体的な相場感

畳には非常に多くのバリエーションがあり、格安のものから和紙を使った高級畳までさまざまな種類があります。

一例として、JAS規格で作られた業界的に「標準」とよばれる畳の場合、施工費用込みの相場感は、

畳の表替え(表面だけを取り替える) 5000円~7000円
畳の新調(芯材を含めて全て取り替える) 表代にプラス5000円~7000円
処分費が1800円~3000円

となっています。

また、高級畳に属する銀白と呼ばれる和紙畳を基準とすると、

畳の表替え(表面だけを取り替える) 8700~15000円
畳の新調(芯材を含めて全て取り替える) 表代にプラス5000円~7000円
処分費が1800円~3000円

となっています。(いずれも当社調べ)

なぜ、同じ素材を使うのにお店ごとに価格に差があるのでしょうか?

それは、畳店の規模やレベルの違いによって価格が大きく変わるからなのです。

業者のレベル別の価格の違い

一例として伊藤畳商店がある愛知県には、現在750店ほどの畳を取り扱う業者が存在します。(個人のお客様に対応できる業者のみ)

この中で、業界的には規模やレベルの違いによって4つのタイプに分類されます。

  • 官庁系
  • チェーン店系
  • 個人店系
  • ホームセンター系

それぞれの特徴やメリット、デメリットをご紹介します。

官庁系

標準畳で表替えする場合 5000~6000円/畳
高級畳(銀白)で表替えする場合 8700~12000円/畳

おもに国の機関や地方自治体などの官公庁が運営する住宅(アパートなど)に畳を納品する業者で、個人のお客様向けの畳も取り扱っています。

まとまった数を一度に納品する必要があることから、大量に生産する能力があり、価格を比べると同じ素材でも安価にお客様に提供することができます。

さらに、官公庁に納入する時には材料や施工に対して厳しい検査が行われるため、畳に対するノウハウが高く、他のタイプの業者に比べ、高いクオリティの施工品質が期待できます。

畳だけではなく、ふすま、障子など、内装工事やリフォームもワンストップで対応できることも特徴です。

ただし、官庁系の業者はとても数が少なく、個人のお客様への宣伝もあまりされていないため、認知度が今ひとつ低いことがあります。

業者によっては繁忙期によって個人のお客様の依頼を断る場合もあります。

伊藤畳商店は、この官庁系にあたる業者となり、愛知県の県営住宅などに畳の納入を行っています。

個人のお客様へも随時ご相談を承っておりますので、くわしく商品についてはこちらよりご覧ください。

畳の表替えの商品一覧へ

畳の新調の商品一覧へ

チェーン店系

標準畳で表替えする場合 6000~7000円/畳
高級畳(銀白)で表替えする場合 12000~14000円/畳

複数の都道府県にまたがって、新聞の折込チラシやネットなどで集客する業者です。

元の会社は同じでも、地域エリアごとに屋号が異なる名前で運営している場合もあります。

お客様から問い合わせがあった場合、対応がとにかく早いことが特徴で、土日祝日はもちろん、中には24時間対応の業者も存在します。

対応エリアが広く、大量生産できる設備もある工場もあるため、連絡のつきやすさや施工までの時間が短いこともお客様にとってメリットとなります。

ただし、チラシではかなり安い価格の畳を表示していることがありますが、その多くは、業界で標準といわれる品質基準未満の畳であり、実際に見積もりをとってみると、それよりも高い価格の畳を提案されることがあります。

実際に、JAS規格標準に相当する畳の価格で比べてみた場合、官庁系よりもやや割高となっています。

また、店舗によって施工レベルに差があることがあり、短期間で畳が浮いてしまった、破れやほつれが出てしまったといったこともあるようです。

個人店系

標準畳で表替えする場合 7000円~/畳
高級畳(銀白)で表替えする場合 13000円~15000円/畳

個人のお客様にはいちばんなじみがあるのではないでしょうか?

街を通りかかると見かけるのがおおむね個人経営の畳店です。

地域密着で営業されているため、チェーン店系と同じく対応が早く、相談やケアもしやすいといった特徴があります。

ただし、官庁系やチェーン系に比べ、営業エリアが狭く、設備面でも大量生産ができず、材料などの仕入れ単価が割高になるため、価格面については高くなる傾向があります。

また、細かな作業を機械化せずに手作業に頼る部分も多いため、納品までのスピードに時間がかかる傾向もあります。

また、ホームセンターでの畳の取り扱いも増えていますが、そのほとんどは近隣の個人店と契約し、業務を代行してもらっているケースがほとんどです。

ホームセンターの価格についてはこちらのページにくわしくご紹介しています。

ホームセンターで畳を張替えするときの価格一覧。

タイプ別のメリット・デメリットまとめ

ポイント別に表にまとめてみると業者のタイプ別にこのような特徴になります。

では、お客様が実際に畳屋さんに見積もりなどを依頼する場合、どのようなポイントに注意すればよいのでしょうか?

お客様のニーズ別に畳屋さんを選ぶポイントは?

お客様が畳に求めるニーズはさまざまだと思います。

なにを求めるかによって選ぶ畳屋さんも変わってくるので、タイプ別におすすめできる業者をご紹介します。

畳に品質を求めるなら官庁系の業者

いろいろな畳を検討しながら、値段と品質の良いバランスを求めるなら、官庁系の業者に問い合わせてみることがおすすめです。

その時のタイミングにより、施工までに時間がかかる場合があるので、ある程度の時間的余裕がある方に向いているといえるでしょう。

官庁系の業者は会社の数が少なく、お住まいの近くで探し当てるのが難しいかもしれません。

会社のホームページなどで国の機関や地方自治体への納品実績があるかが見分けるポイントになります。

伊藤畳商店は、この官庁系の業者となり、愛知県の県営住宅などに畳の納入を行っています。

愛知県、岐阜県、三重県の東海3県の個人のお客様へのご相談を随時承っております。

価格や取扱商品など、くわしくはこちらよりご覧ください。

畳の表替えの商品一覧へ

畳の新調の商品一覧へ

とにかく安く、早くを求めるならチェーン店系の業者

お店を調べるのに時間がなかったり、来客などで急いで畳を交換しなければならないなど時間的な余裕がない方にはチラシなどで見かけるチェーン店系の業者をおすすめします。

また、賃貸アパートのオーナーの方などで、新しい入居者が入るため、畳を交換する場合も手早く対応してくれると思います。

地域密着、身近なところに頼むなら個人店の業者

価格にシビアでなく、時間的余裕があり、ゆっくり畳を比較し決めるのであれば、個人経営の畳店をおすすめします。

官庁系ほど忙しくなく、またチェーン店系よりもお客様への対応が丁寧なため、じっくりと相談しながら決めたい場合にはおすすめです。

良い畳店を選ぶために事前にチェックするポイント

最後に、お客様にとって良い畳店を選ぶために、問い合わせをする前にホームページや広告などでチェックしておきたいポイントをご紹介させていただきます。

商品代金にすべての費用が含まれているか?

良心的な畳店の場合、古い畳の処分費を除き、施工のために必要な経費はすべて商品代金に含まれています。

しかし、一部の業者では、

  • 施工場所までの配送費用
  • 家具移動の費用
  • 現地見積もり費用
  • 調整費用

といった名目で商品代金とは別の費用を請求される場合があります。

具体的に見積もりを依頼する前に、これらの費用が商品代金に含まれているのか、他に手数料がかからないのか、確認しておくことで余計な費用がかからずに依頼することができます。

伊藤畳商店でも、商品代金にすべての経費が含まれており、別に費用がかかることはありません。(家具移動についてはお客様のできる範囲でのみ事前にお願いしております)

商品代金が相場より安すぎない

基本的に畳に使うい草の質によって値段は大きく変わります。

しかし、私どもプロの業者から見て、例えば1畳で2,000円未満の畳は、すぐにささくれが起きたり、変色が起こりやすいなど、耐久性の面からみてあまりおすすめできるものではありません。

また、このような価格表示をしている業者の場合、実際に見積もりを頼んでみると、いろいろとデメリットをつけてより高価な畳をすすめてくるなど、お客様を惹きつけるための宣伝手段として最安価格を表示している場合があります。

このような会社の場合、高品質な畳は割高に値付けされていることが多く、結果的に相場より高い価格で見積もりをされる場合があります。

チラシなどで明らかに安い広告を見かけた場合、実際に問い合わせる場合は最安の畳がいったいどれくらいの品質であるのか、簡単に確認してみることがおすすめです。

自社の設備や施工実績を公開している

ホームページなどで、自社の工場の設備を公開していることは、実は大きな信用に繋がります。

機械化された最新の設備を使うことで、より大量の生産が可能になることで仕入れコストが下がり、お客様に届ける価格が安くなることに繋がります。

また、良い設備で生産した畳だと、

  • 畳同士のすき間が空いてブカブカになる
  • 畳が丸くなってしまう
  • 逢着(ほうちゃく、床材と畳表をくっつける)が不完全ではがれが起きる

といった買ってからのトラブルを避けることができ、同じ材質を使った畳でも長い耐久性が約束されます。

手作業の場合、どうしても生産時にムラが起こりやすく、生産品質を均一化できないデメリットがあります。

また、時間がある方は、その業者の施工実績をチェックしてみましょう。

大規模な施設への納品実績があったり、個人宅の施工実績を見ることで、だいたいの相場や仕上がりイメージを確認することができます。

伊藤畳商店の施工実績

和紙畳よりい草の畳をすすめてくる

お客様がより高い品質の畳をご希望の場合、、和紙を使った畳よりも天然い草を使った畳をすすめてくる業者には要注意です。

お客様の立場からはなかなかイメージしにくいですが、実は天然のい草を使った畳よりも和紙を使った畳のほうが耐久性の面でい草よりも10年以上長持ちするメリットがあります。

にも関わらず、同じくらいの価格なのに天然い草の畳をあえてすすめてくる場合は要注意。

耐久性が短くなる天然い草を使ってもらったほうが、畳の表替えのサイクルが早くなり、業者の立場からはメリットになります。

和紙を使った畳は質感は変わらず、仕上がりはい草より美しく見えます。

その上20年後でも日焼けしてもほとんど色が変わらず、来客時に常に新しい畳だと勘違いされるほどの美しさとなっています。

より高品質な畳をご希望の方はぜひ一度検討してみてください。

伊藤畳商店では、あくまでお客様のニーズやご予算を最優先に、最適な畳をコーディネートさせていただくことが可能です。

名古屋市内はもちろん、愛知県、岐阜県、三重県の東海3県で最短即日から畳の張替えを承っておりますので、ご興味のある方はぜひ一度ご検討ください。

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